商業施設に期日前投票所を新設 横須賀で来春の統一選から

 横須賀市は来春の統一地方選から、京急線横須賀中央駅に隣接する商業施設「横須賀モアーズシティ」(同市若松町)内に、期日前投票所を新設する。

 中心市街地にあり、若い世代を中心に多くの買い物客らが集まる施設の特徴を生かし、特に若年層の投票率アップにつなげたい考え。市は期日前投票所を、市選挙管理委員会(同市日の出町)と市内9カ所の行政センターに設けているが、市管理の施設以外では初めて。

 市が24日に開いた会見で、上地克明市長は「日常的に行政センターの利用が少ない若い世代の投票を期待したい」と説明。杉山淳一店長は「幅広い年齢層のお客さんが利用する。買い物のついでに気軽に立ち寄り、投票してもらえれば」と呼び掛けた。

 8階パブリックスペースに、投票日前日までの6日間、6台の記載台を置く。時間は午前10時から午後7時半までを予定している。

期日前投票所が新しく設置される「横須賀モアーズシティ」の8階パブリックスペース(市選管提供)

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