サッカーJ3・SC相模原 綾瀬、愛川も本拠地に

 サッカーJ3のSC相模原はこのほど、クラブの活動拠点となるホームタウンに綾瀬市と愛川町が新たに加わると発表した。25日に都内で開かれたJリーグ理事会で承認された。同チームのホームタウンは相模原、座間両市を含め4自治体となる。

 同クラブは2014年から小学生とその保護者を試合に招待する事業などを展開。綾瀬市、愛川町とはこうした取り組みを通して、交流を図ってきた。今回、ホームタウン化についてクラブ側が自治体に依頼。了承を得て、Jリーグに申請をしていた。

 綾瀬市の古塩政由市長は「SC相模原からの支援が、市民、特にこれからの次代を担う子どもたちに夢を与え、成長させてくれることを期待している」、愛川町の小野澤豊町長は「スポーツを通じ、仲間との交流を深め、さらなる活力ある明るい町づくりの機会になれば」とコメントを出した。

 SC相模原の望月重良会長は「地域活性化、青少年育成への貢献に向けて取り組んでいく」としている。

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