秦野市平沢の農業加藤宗雅さん(39)の畑で、夏から秋にかけて花を咲かせるケイトウが見頃を迎えている。29日は近くの南秦野保育園の園児63人が観賞に訪れ、黄色、赤、ピンクに彩られた畑の中で散歩を楽しんだ。
約5アールの畑には約2400本のケイトウが植えられ、1メートル近くまで育っている。今年は10月上旬から収穫が始まり、約2万本の出荷を見込んでいる。静岡や大阪などの市場に出荷され、秦野市内の直売所でも販売される。
園児は背丈が自分と同じぐらいのケイトウの間を歩き、色とりどりの花に見入り、「きれいで、虹みたい」「トンネルみたいだった」と喜んでいた。
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