長崎県の佐世保俵町商店街協同組合は、毎日1店舗分のクーポン券が付いた2019年の日めくりカレンダー「とくとくクーポレンダー」(税込み1200円)の一般販売を11月12日から始める。松川茂理事長は「毎日が笑顔になるクーポンを利用してほしい」と話している。県内で初の取り組み。
組合によると、山形県新庄市が16年、新規顧客の獲得と地域経済の活性化を目的に始めた。俵町商店街には40事業所が加盟しているが、高齢化に伴う後継者不足などで、空き店舗が増加。新たな事業を展開して注目を集め、新規出店につなげる狙い。
市内の飲食店や小売店、サービス業、レジャー施設など81事業所(うち商店街は17事業所)が参加。カレンダーには、毎日1店舗分のクーポンを印刷しており、商品のプレゼントや割引などのサービスを受けられる。使用期限はクーポンで異なり、総額は約13万円。組合事務所など市内13カ所で販売する。
松川理事長は「消費者も満足できるし、事業者も新規客を獲得できる。商店街に活気が戻るきっかけになってほしい」と話している。問い合わせは組合事務所(電0956・24・8887)。
クーポン付きカレンダー販売へ 佐世保俵町商店街
- Published
- 2018/10/31 00:13 (JST)
- Updated
- 2018/12/11 13:01 (JST)
© 株式会社長崎新聞社