まつうら党交流公社 修学旅行受け入れ30万人達成 平戸 埼玉の高校生に感謝状

 「まつうら党交流公社」(長崎県松浦市、金子庄一郎理事長)が平戸、松浦市など北松浦地域で受け入れている体験型修学旅行の利用者が30万人に達し、同公社は感謝状と記念品を修学旅行生に贈った。
 対象となったのは埼玉県立川口高校2年生の360人で、平戸市を訪れたのは通算10回目。
 贈呈式は24日、平戸市生月町の道の駅生月大橋で、民泊の受け入れ家庭が見守る中で実施された。同公社の山下與範(くみのり)副理事長が生徒代表の鈴木利奈さん(17)に感謝状などを手渡した。
 体験型修学旅行「松浦党の里 ほんなもん体験」は2003年に受け入れを開始。民泊や農漁業体験などを通じ地域の人々と交流を深めることができる。利用者は14年度に20万人を突破していた。同公社は本年度、約2万3千人の誘客を見込んでいる。

山下副理事長から感謝状を受け取り笑顔を見せる生徒代表の鈴木さん(左)=平戸市、道の駅生月大橋

© 株式会社長崎新聞社