今シーズンでバイエルン・ミュンヘンとのレンタル期間が満了になるコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス。クラブ側は買い取りオプション行使を希望しているが、来夏か今冬に他クラブへの移籍を視野に入れているようだ。ドイツメディア『Bild』が報じている。
ハメスはバイエルンとの契約が今季いっぱいのため、今冬の移籍市場から他クラブと交渉できる権利を持つ。ハメスの代理人を務めるジョルジ・メンデス氏はイタリア王者ユベントスを接触し、来夏からイタリアでのプレーを画策しているよう。「ハメスの近い人物からの情報によると、来夏にはバイエルンを離れる予定で、今冬の時点で移籍金等の交渉をまとめ1月にはユベントス入団を内定するつもりのようだ」と『Bild』は報じており、来月にはバイエルンとハメス、そしてメンデス氏が話し合いを行うとされている。バイエルンはレンタル元であるレアル・マドリードに4200万ユーロ(約53億円)を支払えば買い取りオプションを行使できるものの、もしハメス側が受け入れなければ交渉は破談となり別のクラブへの移籍が実現する。ハメスは今シーズン公式戦10試合に出場し3得点を記録。バイエルンが不調の時期には不満を露わにする一幕もあったことを鑑みると、ハメスの退団はあり得ない事ではないかもしれない。
