週末は行楽日和 3日は特に穏やか 来週は天気下り坂

けさは全国の4割以上の地点で今シーズン一番の冷え込みとなり、北海道の一部や甲信からは初霜や初氷の便りが届いた。日中の最高気温も平年並みか、平年を下回る地域が多く、あす2日(金)の朝も全国的に内陸を中心に冷え込みが強まる見込み。週末も、朝晩はさすがに冷えるものの、日中は気温が上がり行楽日和となる所が多そうだ。

広く晴れ 行楽日和

 2日~3日(土・祝)にかけては、冬型の気圧配置が緩んで、日本海側でも晴れる地域が多くなる見込み。特に3日は全国的に風が弱く、穏やかな晴天が期待できそうだ。4日(日)は高気圧が日本の東へ進むため、西日本はだんだん雲が増えるが、そのほかの各地はまだ晴れる所が多い見通しだ。一方、沖縄は湿った空気の影響で、週末にかけても曇りや雨の日が続く予想となっている。

来週前半は曇りや雨

 週明けの5日(月)は西日本だけでなく、東日本でも次第に雲の広がる所がある。天気は西から下り坂で、6日(火)は西日本で広く雨となり、7日(水)には雨の範囲が北陸など東日本の一部にも広がりそうだ。来週前半は雲が多いわりに、南風の影響で全国的に気温が高くなる見込み。特に、西日本太平洋側は日中の気温が22℃から場所によっては25℃前後まで上がる予想で、湿気が多いので生暖かさを感じるくらいかもしれない。
(気象予報士・高橋和也)

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