<レスリング>シニアの欧州王者やロシア王者が参戦…U-23世界選手権・ロシア男子フリースタイル代表

 ロシア協会のホームページは、今月12日からルーマニア・ブカレストで行われるU-23世界選手権の男子フリースタイルの代表選手を発表。シニアのロシア王者や欧州王者を含めた布陣で臨むことが分かった。74kg級と92kg級は9日に代表決定戦をやって代表が決まるという。

 ロシアは、かつては国内大会の成績にかかわらず、大会直前まで徹底的に競わせ、国際大会の成績を加味して監督が“勝てる選手”を選ぶやり方だった。最近では国内での試合結果が重要視されており、今年のシニアの世界選手権代表は、9月の国際大会の成績を参考に決めるとされていたが、結果として、61kg級以外はロシア選手権優勝の選手が代表となった。

 U-23では、2階級とはいえ“直前まで競わせての代表決定”が実施されるもよう。今年5月のU-23欧州選手権では、ロシアは6階級を制している。

 各階級の代表は下記の通り。


男子フリースタイル

▼57kg級 Sadulaev, Muslim=2018年メドベジ国際大会優勝
▼61kg級 Idrisov, Magomedrasul=2018年U-23欧州選手権優勝/2018年ロシア選手権61kg級優勝
▼65kg級 Dudaev, Islam=2017年U-23世界選手権61kg級3位
▼70kg級 Baev, David=2017年世界ジュニア選手権66kg級優勝
▼79kg級 Nabiev, Haji 
▼86kg級 Naifonov, Artur=2018年欧州選手権優勝
▼97kg級 Ovsyannikov, Igor=2018年ドミトリ・コーキン国際大会3位
▼125kg級 Hamidov, Said

(9日の代表決定戦で決定)
▼74kg級 Bizhoev, Timur=2018年メドベジ国際大会2位
     Suchkov, Nikita=2018年ドミトリ・コーキン国際大会優勝
▼92kg級 Chertkoev, Guram=2018年ドミトリ・コーキン国際大会5位
     Sotiev, Aslanbek=2018年ステパン・サルグシャン国際大会優勝

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