今のストライカーはSNSばかり!? 「30ゴール決めなくてもいい」

インテルで活躍したヴィエリ photo/Getty Images

サッカー界でも何かと問題になっているSNS。今では選手たちがSNSを使用するのは当たり前のことで、自身をブランド化させていくことも世界的なスター選手になるための秘訣なのだ。しかし、そうした若い選手たちの姿勢は過去のレジェンドには受け入れられないところもあるようだ。

『Radio Deejay』によると、今回不満を漏らしたのはインテルなどで活躍した元イタリア代表の重戦車FWクリスティアン・ヴィエリだ。ヴィエリは現代のFWがInstagramに夢中になっていることを嘆いており、自分たちの時代とはストライカーの形が変わったことに納得できないでいる。

「今ではストライカーになるためにInstagramを上手く使うことのみが必要なんだ。30ゴールを決める必要もないし、毎週のように得点を決めなくてもいい。以前は得点を決めなければ、改善するために閉じこもってミスを振り返ったものだよ。だけど今そんなことは起きない。我々の世代ではみんなが飢えていた。特にストライカーはね。ゴールを望んでいたんだ」

今のストライカーもSNSばかりやっているわけではないだろうが、ヴィエリの目にはそう映っているようだ。

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