【ラ・リーガ】ソラーリ新体制でレアルはどう変わる?若手選手の台頭も

選手の積極的な入れ替える可能性も

フレン・ロペテギが解任となり新たな船出となったレアル・マドリード。暫定的にサンティアゴ・ソラーリが指揮官となるが、成績次第では正式に監督になる可能性も。ソラーリ新体制となったレアルは今後どう変わっていくことになるのだろうか。

若手の活躍が印象的な初陣に

コパ・デル・レイ4回戦のメリリャ戦が初陣となったソラーリ監督。格下相手ということもあり若手選手の出場あったが、そのヤングスターたちが今季のレアルになかった躍動感を見せた。中でも特に輝きを放っていたのは、18歳となり正式にレアルに入団したヴィニシウス・ジュニオールだ。まるでダンスを踊るようにドリブルを仕掛け、メリリャDF陣を翻弄。先発フル出場を果たして2アシストを記録するなど、最も印象的な活躍を見せた。またマルコ・アセンシオのプレーにも、従来とは大きな違いを見せた。ロペテギ監督時代ではクリスティアーノ・ロナウドの代役として左ウィングで起用されることが多かったが、メリリャ戦ではセントラルMFのポジションで先発出場。より自由に動くことで持ち味の縦への推進力をいかんなく発揮し、前半終了間際にはチーム2点目となるゴールを挙げた。他にも若手選手を次々と起用したソラーリ監督率いるレアルは、コパ・デル・レイ初戦で4-0の快勝を収めた。格下相手とは言え今のレアルでは考えられないような盤石な戦いぶりを見せたソラーリ監督は、チームの調子を取り戻す重要な存在となるかもしれない。

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