亀山八幡宮(長崎県佐世保市八幡町)の秋の大祭「佐世保くんち」は中日の2日、お旅所の松浦公園(松浦町)で「湯立神事」があり、参列者約100人がけがれをはらい清めようと、熱い湯をかぶった。
鍋に沸かした湯を、神主がササの葉を使って参列者に振り掛ける伝統の儀式。鈴舞や剣舞に続き、神主が湯に浸したササの葉を勢いよく振り回し、はらい清めた。神事の後、ササの葉は参列者に配られた。
70年以上前から参拝している同市上町の宮下和子さん(93)は「いただいたササは、魔よけのためにきれいに束ねて家に飾る」と話した。
後日の3日は、三ケ町商店街振興組合の蛇踊りなどを奉納。午後0時半ごろから「お上り」があり、みこし行列が亀山八幡宮に戻る。
ササで湯かぶり 湯立神事に100人 佐世保くんち
- Published
- 2018/11/03 00:26 (JST)
- Updated
- 2018/12/11 13:04 (JST)
© 株式会社長崎新聞社