平戸の食材を博多で提供 フードトラック営業開始 「FOOD TRUCK VILLAGE」 2日から

 車に本格的な調理設備を備えた「フードトラック」と呼ばれるキッチンカーが並ぶ「FOOD TRUCK VILLAGE(フードトラックヴィレッジ)」が2日、福岡市博多区のJR博多駅近くにオープン。平戸産の魚や野菜を使った料理を提供する店も出店した。
 地方の観光や1次産業の振興を支援し、都会から地方への移住促進を目指す会社「クオリティー オブ ローカルライフ ジャパン」(福岡市)が運営。ビルとビルの間にある空き地(約150平方メートル)を活用し、同社直営のフードトラックを含む3、4台が営業する。平日は周辺の会社員、週末は観光客などの需要を見込む。
 同社のグループ会社が平戸にある縁で、直営のフードトラックでは平戸の青果や魚介などの食材を使った料理を提供する。担当シェフは平戸で漁業体験や生産者と交流したといい、「平戸の食材の新鮮さ、おいしさを知ってほしい」と話した。土、日、祝日は平戸の青果や加工品も販売する。

平戸産の食材を使った料理を出すフードトラック=福岡市博多区博多駅前1丁目

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