ひらつか市民が愛してやまないソウルフード、つるやの「都まんじゅう」

神奈川の平塚名物といったら、つるやの「都まんじゅう」が挙げられます。昔から変わらず、平塚の駅前では、まんじゅうがつくられている様子が楽しめるんです。

ひらつか銘菓「都まんじゅう」のお店

駅前ロータリーの角にある「つるや」。いつもお客さんがひっきりなしにやってきます。1人しか先客がいなくて、チャンスの昼下がり。

カウンターには、「湘南ひらつか名産品 認定証」が飾られています。昭和30年から都まんじゅう一筋で営業しているとか。筆者も周辺の住民として、子供のころから親しんでいる銘菓です。

賞味期限は翌日という文字や、袋のお値段などが書かれた貼り紙があたたかな雰囲気を醸し出しています。こんなところをみながら、ぼんやりお会計を待ちます。

筆者は10個入りの袋入りを買いました。なんとお値段380円。いまどき珍しい安さです。数やパッケージのバリエーションがいっぱいです。

こちら、おまんじゅうのデザインの原画!オーナーのお孫さんが描いたとか。自分の絵が商品になるって夢がありますよね。実はこれ、誰にでもチャンスありです。つるやでは、オリジナルの都まんじゅうがオーダーできるサービスもあります。

お店の前では、おまんじゅうが、ぐるぐる回りながら作られているのが見えます。

手に入れたおまんじゅうはこちら。お客さんがいっぱい来るおかげで、まだホカホカの出来立てです。八王子や沼津でも同じくらい愛されているのでしょうか。

都まんじゅうは白あんたっぷり!

ビニールにまだ入れないようにということなので。お店の前でつまむことに。なんともかわいい焼き印ですよね。都まんじゅうの見た目は今川焼のようですが、もっとホットケーキに近いというか。ふかふか柔らかいんです。中は、白いんげんの餡の香りがひきたっていますが、生地の風味もしっかり感じられます。なつかしい味わいで、やっぱりおいしいです。

下の段の柄をみるためにもう1ついただきます(笑)。

中はこんな感じになっています。結構あんこがしっかり入っているのがわかりますね。サイズは、直径約4.7cmで、高さ約1.5cm。昔に比べてちょっと小さくなったような気もしますが、安さとおいしさは健全。

2日目は、白あんの味がおちついて、全体的に味がなじんでいます。もしかしたら、1日目より食べやすい、おいしいと思う人が多いかもしれないと思いました。なので、ホカホカでなくても、お土産として十分喜ばれるおやつですよ。

つるや製菓

営業時間:9:00~18:00

定休日:水曜日

住所:神奈川県平塚市紅谷町2-27

電話:0463-21-2258

http://www.hiratsuka-kankou.com/entry.html?id=44484

[All photos by Shio Narumi]

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