10月23日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節のマンチェスター・ユナイテッドVSユヴェントスにおいて、ユヴェントスサポーターから挑発されたマンU指揮官ジョゼ・モウリーニョが3本指を立てるシーンがあった。これはインテルを指揮して3冠を達成したことを示したものとされているが、ユヴェントス側の人間としては気分の良いものではないだろう。
モウリーニョは試合後もユヴェントスの強さは認めたが、まだ3冠を味わったことがないと挑発も続けていた。モウリーニョを黙らせるならユヴェントスも3冠を達成するしかないのだ。
伊『Radio Kiss Kiss』によると、かつてユヴェントスでGKを務めたステファノ・タッコーニ氏は今季3冠を達成するチャンスがあると語り、来年1月に開催予定のイタリア・スーパーカップも制覇して4冠にしてほしいと壮大な願いを明かしている。
「セリエAのタイトルをユヴェントスと争えるチームはないと思う。ユーヴェがスクデットの唯一の候補だ。誰も彼らを倒すことはできない。私は今季3冠を達成してほしいと願っているし、スーパーカップも入れて4冠にすることを願うよ。4冠にすればモウリーニョに4本指を見せるからね」
3冠への最大の障壁は間違いなくチャンピオンズリーグだ。当時のインテルも強かったが、優勝候補というわけではなかった。ぎりぎりの戦いを制して頂点に立っており、ユヴェントスと言えども楽に獲れるタイトルではない。モウリーニョに4本指を見せるのはサポーター全員の願いだろうが、今季ユヴェントスはいくつタイトルを獲得できるだろうか。