勇壮な蛇踊り奉納 佐世保くんち閉幕

 亀山八幡宮(長崎県佐世保市八幡町)の秋の大祭「佐世保くんち」は3日、お旅所の松浦公園(松浦町)から亀山八幡宮にみこしを戻す「お上り」があり、3日間の幕を閉じた。
 お旅所では三ケ町商店街振興組合の有志が勇壮な蛇踊りを奉納。大人は青蛇、子どもは赤蛇を豪快に動かし、見物人から「モッテコーイ」の掛け声が上がった。蛇踊り実行委員長の楠本真介さん(40)=同市春日町=は「みんな練習の成果が出ていて、輝いていた。最高の気分」と笑顔で話した。
 日乃本流かけはし剣舞会の剣舞、卸団地太鼓錬成会の和太鼓演奏なども奉納。お上りでは、宮司や総代、神事町の関係者ら総勢約500人のみこし行列が正午すぎに出発し、市中心部のアーケードなどを練り歩いて亀山八幡宮に戻った。

勇壮な蛇踊りを披露する三ケ町商店街振興組合の有志=佐世保市、松浦公園

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