【平成の長崎】青来有一 芥川賞 平成13(2001)年

 第124回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が1月16日、東京・築地の「新喜楽」で開かれ、芥川賞に長崎市在住の青来有一氏(42)の「聖水」(文学界12月号)と堀江敏幸氏(37)の「熊の敷石」(群像12月号)が選ばれた。長崎県出身の芥川賞受賞者は、野呂邦暢氏(1973年)、林京子氏(75年)、村上龍(76年)に次いで25年ぶり4人目。
(平成13年1月17日付長崎新聞より)
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念願の芥川賞を受賞、喜びの青来有一さん=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

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