きょう5日午後は西日本を中心に晴れるが、東・北日本は所々で雲が広がり、にわか雨の所がある見込み。あす6日(火)は東・北日本できょうより雨の降る地点が増え、東日本では7日(水)から8日(木)も雲が取れにくい見込み。9日(金)から10日(土)にかけては、全国的に風が強まり荒れた天気となるおそれがある。
東日本 すっきりしないまま
関東など東日本は、5日午後は晴れる所もあるが基本的に雲が多い。今後、8日頃にかけても雲の取れにくい状態が続き、断続的に弱い雨が降るため、空模様を気にしながら過ごすことになりそうだ。晴れる西日本でも、7日頃から雲が広がりやすくなり、秋晴れが一日続く地点はだんだんと減る見通し。
9日~10日は荒れ模様
低気圧が日本海北部を東進し、低気圧からのびる前線が日本付近を通過する。9日は全国的に天気が崩れ、低気圧や前線に向かって吹く風が強まる可能性がある。低気圧の発達具合にもよるが、北日本を中心に荒れた天気が予想されるため、急な強い雨や突風の発生などを想定しておく必要がある。
今週は気温高い
6日は全国的に朝、日中の気温とも平年より高いが、こうした傾向は週後半にかけても続く見通し。特に、低気圧が日本海を東進する9日頃は、南風の影響で時季外れの高温となる地域がありそうだ。9日(金)の予想最高気温は、大阪24℃(10月中旬並み)、金沢23℃(10月上旬並み)。10日(土)の予想最高気温は、静岡24℃(10月上旬並み)、東京23℃(10月上旬並み)など。(気象予報士・高橋 和也)