アメリカン・ドリームの叶え方とは?ジャスティン・ビーバーバックダンサー MAASAと対談

ジャスティン・ビーバーやNE-YOのバックダンサーとして世界的に活躍するMAASA ISHIHARAさん。
普段はLAにいるとのことですが、今回NYに滞在していると聞きAグループ社長の中川氏と「夢の実現の仕方」をテーマに対談を行いました。

-夢の実現への道のりはどのようなものでしたか?

MAASA「小学生の頃に安室奈美恵さんに憧れたことがきっかけでダンス教室に通い始め、その頃は休むことなく学校が終わると毎日通いつめて人一倍練習してました。

高校の時にプレッシャーから一度ダンスを辞めてしまいましたが、日常に疑問を抱き卒業後、地元の企業に就職していましたが仕事を辞めLAに留学することを決めました。その時に友人にダンススタジオへいくことを誘われ、再びダンスを本気でやり始めましたが、5年ものブランクから始めて一年はうまく行かず、毎晩泣いていました。そこから2年間ダンスの練習を続けていると徐々に周りに認めてもらえ、オーディションで受かってNE-YOのPVに出演することができました。」

MASSAさんの初めてのアメリカでのお仕事だったNE-YOのPV

 

中川「MAASAさんもいきなり夢が叶ったという訳ではないのですね。
私は始め日本の会社に就職していましたが、海外で働きたいという夢が捨てられなかったので、海外支店で働けるという条件で転職しました。しかし、短期の出張のみでなかなか自分の夢が叶わない状況でした。そこで、自分で夢を実現させるために会社を辞め、夢だったアメリカで起業しました。」

 

-夢を諦めそうな出来事はありましたか?

MAASA「NE-YOのPVの出演をきっかけにダンスのお仕事がもらえるようになった頃にちょうどビザが切れてしまったんです。
弁護士を通してビザ申請をしましたが、通らなくて入国することができず日本にとんぼ返りしたことがあります。そこから再度ビザを申請するためには日本での仕事の実績が必要だったため、アメリカに行きたい感情を押さえ2年間日本でダンスのお仕事をしました。」

 中川「起業してから13年が経った頃に起こった9.11の同時多発テロがありました。ちょうど会社が大きくなる時だったのですが、飛行機に乗る人が一気に減ってしまいとても厳しかったです。その時に会社を潰すという選択肢もありましたが、今の会社があるのは私一人の力ではなく、社員のおかげなので一人も解雇せずに乗り切りました。」

 

-夢を叶えた今、これからの目標

MASSA「自分がプレイヤーとしてたくさんの活動をさせてもらったので、これからは私のように世界を夢見るダンサーの後輩たちの水先案内人のような役割をしていけたらいいなと思っています。」

中川「MAASAさんもアメリカでの労働ビザで苦労されたとおっしゃっていますが、ビザの取得はまだまだ大変で、その壁でアメリカで働くという夢を諦めてしまう人もまだまだいます。私も前職の上司にビザを取る際に助けてもらって夢が叶っているので、これからは私がアメリカで働きたい人のビザをサポートしたり、夢を叶えるお手伝いをしていけたらと思っています。」

 

 

-夢を持っている若者に一言

MASSA「夢を叶えるのには驚くほど試練の連続だったり、たくさんの困難が待ち受けているかもしれません。もしかしたら、今が一番辛いかもしれません。でも、絶対に諦めないでください。諦めなければ夢は叶います。」

 

中川「今夢があるなら、お金や安定に囚われず、今すぐに夢に向かって行動してください。また、今の仕事にも夢を叶えるチャンスがあるかもしれません。与えられた仕事はもちろん、常にそれ以上の準備をしてみてください。自分の夢の実現にきっと役にたちます。」

 

旅行会社の社長とプロダンサーと活躍する舞台は違いますが、海外で活躍するという共通の夢叶えた二人の思いには同じ、強い夢への思いや行動力が感じられました。
これからの活躍にも注目です。

MAASA ISHIHARA

岡山市生まれ。国内では安室奈美恵、山下智久などの全国ツアーにバックダンサーとして出演。21歳でLAに渡米し、現在ではNE-YOやjustin bieber等のバックダンサーとして日米を行来きし活躍の場をさらに広げている。

Twitter :https://twitter.com/maasaishihara
Instagram :https://www.instagram.com/maasaishihara/?hl=ja

中川扶二夫

広島県生まれ。1980年旅行代理店入社、83年から2年間ハワイ勤務。88年ニューヨークに移住。91年アムネット創設。現在出版や人材派遣分野など他業種の会社を経営。「社員は家族」が信条で、引退までに10業種に増やし、アメリカで働きたい若者を支援し、社員=家族を増やすのが夢。

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