ありえない!タイ南部の絶景リゾート・クラビで驚いたこと

TABIZINEライターが、各国でのサプライズ経験を綴る「ありえない! 日本人が○○で驚いたこと」シリーズ。今回はタイ南部の絶景リゾート・クラビで驚いたことをお伝えします。

クラビのスパイシーは“激辛”

タイの他の地域と比べても、辛いことで有名な南部の料理。インドカレー店ではほぼ必ず大辛を注文するほど、辛いものが大好きな筆者は、そのあり得ない辛さをあなどっていたのです。

滞在最終日に立ち寄った屋台で「海老のスパイシー炒め」を注文しました。「スパイシー(spicy)=スパイスの効いた料理=ピリ辛」といったイメージではありませんか?

ですが、供された料理をひとくち食べて、絶句・・・。まるで口の中が火事になったかのように、味が分からないレベルの辛さ! 注文したのを後悔した出来事です。クラビで“スパイシー”は、ちょっとキケンかもしれません。

店によって値段が違う

数々のビーチショップが立ち並ぶ、クラビのメインストリート「通称アオナン・ビーチロード」。どのビーチショップでも、大方同じような商品を扱っていました。

ショップをはしごする意味がなさそう。手近な場所にあった店で、ビーチサンダルを180バーツ(約620円)で購入したところ・・・。その日の夜、同じ道沿いの店で全く同じものが100バーツ(約345円)で売られているのを発見!!

店によって値段が違うこと、そして交渉しなくても値引き可能だということ(※こちらは「何も言わないのに、大幅値下げしてくれる」に続きます)を学習した次第です。

オプショナルツアーは節約できる!

アオナン・ビーチロード沿いには、5メートルおきごとに旅行代理店があり、アイランド・ホッピングやカヤックなどのオプショナルツアーなどをお願いすることができます。

(C)sweetsholic

看板やパンフレットには、写真と共にオプショナルツアーの詳細が書かれています。そして同じようなツアーでも申し込む代理店で値段が異なるため、まずは値段を見比べた方が良いと思います。

例えばカヤックの半日ツアーは400バーツ(約1,380円)で提供している店を選びましたが、倍以上の値段のところもありました。

何も言わないのに、大幅値下げしてくれる

気になるツアーを見つけたら、代理店の売り子さんに「サワディカー(こんにちは)」と、話しかけてみましょう。クラビの人たちはとても優しくて温厚、カタコトの英語でも理解しようとしてくれます。英語に自信がなくてもご安心を!

さて、売り子さんと話していると・・・。特に値段の交渉をしなくても、パンフレットや看板に書かれた金額からどんどん値下げしてくれることに気づきます。

ホステル兼旅行代理店のツアーが良さそうだったので、申し込むことにしました。かつて茨城県で暮らしていたという売り子さん。話が盛り上がったためか、なんと昼食付きのアイランド・ホッピングを元値2000バーツ(約6,900円)→900バーツ(約3,100円)の大幅値下げをしてくれました。

メインストリート沿いのマッサージ店でも「うちを利用してくれたら、200バーツ(約690円)オマケするよ!」など、話しかけてくる売り子さんもいました。実際に利用したら、本当にオマケしてくれたので少し得した気分。

こちらから言わなくても値下げしてくれるってことは、値段はあってないようなもの・・・なのかも。とはいえ、値段交渉が苦手な筆者にとってはありがたい経験でした。

最後に、海外での値段交渉については「世界を旅して体験した理不尽なお値段と価格交渉【リアルなお金の話】」もあわせてどうぞ。値段交渉が得意な人もそう出ない人も、一読の価値アリですよ。

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