神戸製鋼所が神戸市内に開設している地域交流施設「灘浜サイエンススクエア」の来館者が10月28日午後3時30分に80万人を達成した。2004年4月の開館以来約14年7カ月での達成。
同施設は、製鉄・発電・エネルギー・環境をテーマに、遊びながら現象の不思議さを体感し、科学に対する好奇心を育む体感型学習施設で、見るだけだなく、工夫する楽しさ・挑戦する面白さ・発見する驚きなどを体感できる。
展示以外にも、親子で楽しめる科学実験教室、ネイチャークラフト教室、六甲山系の自然に関する講演会、夏休み宿題対策などのイベントも定期的に開催している。屋外にはビオトープを設置し観察会を行うなど貴重な種の植物や魚の保存にも貢献している。こうした企画から17年度には神戸市内の小学校164校中88校が来館した。
80万人目の来館者は神戸市灘区の浜田陽翔・陸空さん兄弟で、平本勇館長から記念品が贈られた。