三つ巴の様相を呈していたUEFAチャンピオンズリーグのグループC。第4戦では思わぬ展開が待ち受けていた。
勝てば決勝トーナメント進出に大きく近づくリバプールはアウェイでレッドスターと対戦。ホームで大勝したリバプールだったが、まさかの苦戦を強いられてしまう。22分にCKから先制を許すと、28分には強烈なミドルシュートで失点を喫し、数分間で2点を追いかける展開に。その後も攻守に精彩を欠いたリバプールは、自慢の攻撃陣が静まり返り0-2と完封負け。勝ち点を獲得できずライバルに差をつけることはできなかった。グループCもう1試合では、ナポリとパリ・サンジェルマンが対決。第3戦と同様に引き分けに終わり、勝ち点1を分け合う結果に。これによって首位ナポリと最下位レッドスターの勝ち点差が「2」に迫り、4チームにグループ突破の可能性がある大混戦となった。
拮抗した実力のチームが集うグループDでは、第4戦で大きく明暗が分かれた。長友佑都を欠くガラタサライはアウェイでシャルケと一戦に臨んだものの、開始早々の失点が尾を引き0-2で敗戦。ポルトが3連勝を飾ったことで上位2チームのグループ突破が決定的となり、次節の結果次第ではガラタサライの敗退が決定する。