【社会人野球日本選手権】新日鉄住金広畑、前回王者トヨタにサヨナラ勝ち

 京セラドーム大阪で開催中の第44回社会人野球日本選手権大会は6日、第二試合で4年連続出場の新日鉄住金広畑が前回王者のトヨタ自動車(愛知)と対戦、延長10回に3対2でサヨナラ勝ちし、9年ぶりに初戦突破した。2回戦はきょう9日、大和高田クラブ(奈良)と対戦する。

 広畑製鉄所の福田和久常務執行役員所長は「選手全員の粘りとたくさんの応援の方のおかげで勝てた。感激です。昨年は悔しい思いをしたが、臥薪嘗胆でがんばってくれた。次戦も勝って、23年ぶりのベスト8を目指したい」と話した。

 松野正人常務執行役員大阪支社長も「感動の一言。堅い守りで最後に勝った。ナイスゲーム。選手と応援の皆さんの一丸となっての勝利だ」と話した。

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