【チャンピオンズリーグ】ローマがCSKAモスクワにアウェイで辛勝 若手が躍動したレアルは圧巻5発

数的優位に立ったローマが勝ち点3を獲得

大本命のレアル・マドリードが躓いたことで波乱が起きているグループG。首位通過を狙おうとASローマがアウェイでCSKAモスクワと対戦した。

前節ホームでCSKAモスクワに快勝したローマは、勢いそのままに開始4分にCKからコスタス・マノラスのヘディングシュートでいきなり先制点を決める。優位に立ったローマはセットプレーを中心にCSKAモスクワのゴールを脅かし続け、1点リードで試合を折り返す。後半にもいい流れを持っていきたかったローマだったが、51分にCSKAモスクワのアルノール・シグルドソンに決められ、同点に追い付かれてしまう。それでも、数分後にCSKAモスクワの選手が退場になり数的有利に立つと、59分にロレンツォ・ペッレグリーニが左足で押し込んで勝ち越し弾に成功。苦しみながらもローマが勝ち点3をもぎ取った。

次節はレアルとの首位通過を懸けた直接対決

グループGもう1試合では新生レアル・マドリードがアウェイの地ドーサン・アレーナでプルゼニとの一戦に臨んだ。サンティアゴ・ソラーリ暫定監督になり息を吹き返したレアルは、最近になって目を覚まし始めたカリム・ベンゼマが20分に先制弾を奪取。レアルに移籍してから通算200ゴール目となり、クラブ史上7人目となる偉大な記録を達成した。さらにレアルはベンゼマの2得点目などで前半だけで4ゴールを挙げると、後半にもトニ・クロースが技ありシュートでネットを揺らす。今季初となる5得点でレアルがCL連勝を飾った。

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