UEFAチャンピオンズリーグのグループステージでユベントスと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは終盤に連続ゴールを決めて逆転勝利を収めた。しかし、試合後に行ったジョゼ・モウリーニョ監督のジェスチャーがユーベサポーターの怒りを買ったようだ。
65分にクリスティアーノ・ロナウドのスーパーゴールで1点ビハインドとなったユナイテッドは、79分にファン・マヌエル・マタとマルアン・フェライニを同時に投入。するとこの采配が的中し、マタのFKとオウンゴールで2-1とユベントス相手に貴重な勝ち点3を獲得した。ただ、問題は試合後にモウリーニョ監督が起こした行動で、観客席に近づいたモウリーニョ監督は耳に手を当て相手サポーターを煽るジェスチャーを披露。これがファンの目に留まり、ユベントスの選手たちとも口論に陥ってしまう事態へと発展した。ゲーム後の記者会見に出席したモウリーニョ監督は、「試合後のジェスチャーは観客を怒らせるためにしたわけではない。ユナイテッドサポーターの歓声が聞きたかっただけだ。おそらく私が冷静だったら、すべき行動ではないと分かっていただろう。しかし、ユベントスに後塵を拝してきたインテルのサポーターは、この結果に満足しているだろう」と弁明。先日のチェルシー戦では、モウリーニョ監督に対しチェルシーのアシスタントコーチが挑発をしたことが物議を醸しただけに、しこりの残る出来事となった。
