新宿区長選候補者、野沢哲夫(のざわ てつお)氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう新宿区長選(11月4日告示、11月11日投開票)に、無所属新人で経営コンサルティング会社社長の野沢哲夫(のざわ てつお)氏(52)が立候補しました。野沢氏は自由党東京都第1区総支部総支部長を務めており、今回の選挙では自由党、立憲民主党、社民党、共産党、新社会党、緑の党が推しています。

なお、新宿区長選には現職の吉住健一氏(46)が自民党・公明党からの推薦を受け、無所属で立候補しています。

東京大学卒業。野村證券を経て美容教育専門学校に

野沢氏は東京都港区出身、東京大学経済学部経済学科を卒業後、野村證券株式会社へ入社しました。社団法人研究情報基金(元大蔵省外郭団体)出向などを経験し、2009年7月末に野村證券を退社しました。東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科アントレプレナー専攻講師(非常勤)や内閣府認証芸術活動家協会理事を歴任し、現在はアイム湘南美容教育専門学校理事、自由党東京都第1区総支部総支部長などを務めています。

野沢氏の基本政策とは

新宿区長選 選挙公報

野沢氏は自身ホームページにおいて以下のような政策を掲げています。

3つのSTOP

1.警察への個人情報提供にSTOP
2.区立公園デモ使用規制は撤廃
3.文化財等紛失事故の真相究明

8つのGO!

1.子育て支援・子どもの貧困対策をすすめます
待機児ゼロへの取り組みや学童クラブ・許可保育園の増設、学校給食無償化、給付制奨学金の充実、ひとり親家庭支援、小中学校体育館のエアコン設置など

2.介護難民ゼロを実現するため、緊急対策を実行します
介護保険の利用料・保険料の軽減、介護労働者の待遇改善、特別養護老人ホームの計画的な増設

3.地域の足として活用できるコミュニティバスを運行します

4.近隣区に比べ高すぎるスポーツ施設使用料を減額します

5.商店街・中小企業が元気なまち新宿をつくります
商店リニューアルの助成、新宿区の地場産業へのサポート

6.格差と貧困をなくし、働きやすい新宿にします
公契約条例の早期制定

7.高すぎる国民健康保険料の負担を軽減します

8.社会の多様性を尊重し、差別のない街をつくります
ヘイトスピーチ解消条例の制定、同性パートナーシップ制度の創設

© 選挙ドットコム株式会社