日本新聞協会の実践指定校としてNIE(教育に新聞を)に取り組む南島原市西有家町の市立西有家小(菅秀康校長、377人)で9日、「県NIEフェア(研究発表会)」があり、教育関係者ら約180人が公開授業見学などをした。
同校と県NIE推進協議会(中川幸久会長)の共催。同校は本年度まで3年間、新聞を活用した教育を実践している。
6年2組では、興味を持った記事を基に作成する「NIE論文」の中間発表を実施。児童は4班に分かれ、ノーベル平和賞やスポーツ選手の活躍といったテーマを選んだ理由などを発表し合った。今後、図書館などで調べて仕上げ、来年1月に保護者を前に発表する。
本村仁人君(11)は人工知能(AI)が自分で考えて行動することに驚いたといい、9月24日付長崎新聞の「日中、AI開発で連携へ」を選んで発表。「自動で動く機械が好きで、将来はゲームを作る人になりたい」と話した。
文部科学省の主任学校教育官、降籏友宏氏の講演などもあった。
新聞って面白いな 小学生が記事を選んで論文発表 NIEフェア 南島原・西有家小
- Published
- 2018/11/10 11:00 (JST)
- Updated
- 2018/12/11 13:10 (JST)
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