エデン・アザール、ロメル・ルカク、ケビン・デ・ブライネらワールドクラスのタレントを続々輩出し、ロシアワールドカップで3位と好成績を残したベルギー。アザールらの世代はいわゆる黄金世代と言われるものだが、ベルギーの恐ろしいところは下の世代にも優れたポテンシャルを秘めた選手たちが控えているところにある。
英『Daily Mirror』によると、今欧州トップクラブの注目を集めているのがベルギーのクラブ・ブルージュに所属するFWシリル・ゴンジだ。ゴンジは2000年生まれの18歳で、クラブ・ブルージュではU-21のカテゴリーでプレイしている。今季はUEFAユースリーグで4試合4得点と結果を出しており、この逸材にアーセナルやリヴァプールも興味を示しているという。
ゴンジはベルギーの世代別代表にも選ばれ続けており、新世代のエース候補と言えよう。2年前にもフィオレンティーナがゴンジ獲得に強い興味を示したようだが、当時は成長のためベルギー国内に留まる決断を下している。しかしクラブとの契約は来夏までとなっており、再び争奪戦が起こると見られている。
最近では2000年生まれの選手たちも続々と出てきており、ゴンジも注目タレントの1人となるのだろう。ベルギー人選手の多くがプレミアリーグで活躍しているが、ゴンジは将来どこへ向かうことになるのか。