【平成の長崎】グラバー園で「光の動物園」始まる 幻想的なオブジェ出現 平成14(2002)年

 長崎市南山手町のグラバー園で1日、「光の動物園」が始まった。ラクダやリスなど動物の形をしたオブジェ5体が幻想的な光を放ち、来場者をぽかぽかと温かい気持ちにさせている。
 同日始まった「グラバー園ウインターフェスティバル」の一環。光輝くオブジェや電飾を付けた木々を背景に、記念撮影する家族連れや修学旅行生らの姿が見られた。大みそかまで、日没から午後8時まで点灯する。
 同フェスは、6―11日午前10時―午後6時(最終日は午後5時)、園内の旧スチイル記念学校で「テーブルコーディネート展」、21―23日には、長崎伝統芸能館でハンドベルコンサートがある。
(平成14年12月2日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

幻想的な光を放つ動物のオブジェ=長崎市、グラバー園

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