ここまでミランを中盤の底から支えてきたMFルーカス・ビリアがふくらはぎの負傷で全治4カ月の長期離脱を強いられることとなった。ミランにとっては大きな痛手で、クラブは冬に守備的MFの補強を検討しているという。
伊『Calciomercato』によると、トップターゲットに挙がっているのはロシアのゼニトでプレイするMFレアンドロ・パレデスだ。アルゼンチン代表にも選出される実力者で、ゼニトでも主力となっている。
獲得に必要とされる金額は約3000万ユーロとやや高額だが、同メディアは24歳という年齢を考えるとパレデス獲得は正しいアイディアだと支持している。ビリアも32歳を迎えており、パレデスは長く中盤の底を任せられる選手だ。その選手を3000万ユーロで引き抜けるのであれば、お得と考えることもできる。
パレデスといえば先日アフマト・グロズヌイ戦で2枚のイエローカードを受けて退場したが、これが11日に予定されている古巣ボカ・ジュニア-ズとリーベル・プレートのコパ・リベルタドーレス決勝を見るための意図的な行為だったのではないかと話題を呼んだ選手でもある。パレデスは否定しているが、クラブとの関係も気になるところだ。
ミランではティエムエ・バカヨコに全幅の信頼を置けないため、冬の守備的MF補強は必須だ。狙い通りパレデスを引き抜けるのか、ミランの動きに注目が集まる。