ベテランも多く揃うバイエルンを若い力で破ったドルトムントは、本当に今季のブンデスリーガを制覇してしまうのだろうか。10日にバイエルンを3-2で撃破したドルトムントの選手たちは大きな手応えを掴んだことだろう。
今季大ブレイクしている18歳のMFジェイドン・サンチョもその1人だ。この試合でバイエルンDFマッツ・フンメルスをぶっちぎるなど元気いっぱいのパフォーマンスを披露したサンチョは、このままの調子を維持できれば大きなことを成し遂げられるかもしれないと興奮気味だ。
ブンデスリーガ公式によるとサンチョは、「チームの結果にハッピーだよ。この結果は全員がハードワークしたからこそのものだ。これをシーズンを通して継続できれば、大きなものを勝ち取れるはずだよ。僕たちはハードワークし、次の試合に集中しなければならない。もしこの調子ならリーグタイトルを獲れるチャンスがあるし、チャンピオンズリーグもね。誰にも分からないさ」と自信を口にしている。
これでバイエルンとの勝ち点差は7に開いた。もちろんまだまだ優勝への道のりは遠いが、今回の勝利で今季こそはと選手もサポーターも夢を見ているはずだ。