トロロッソ、ランキング8位のザウバーとの差が拡大「とにかく今日はペースが悪すぎた」と代表:F1ブラジルGP日曜

 2018年F1ブラジルGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは13位、ブレンドン・ハートレーは11位だった。

 ガスリーは9番グリッドからユーズドのスーパーソフトタイヤでスタート、徐々にポジションを落とし、ポイント圏外となった後、22周目にミディアムに交換。16番手から11番手までポジションを回復したが、終盤にふたつ落として13番手でフィニッシュした。

 ハートレーは16番グリッドからミディアムでスタート、49周というロングスティントを走り、11番手に浮上。スーパーソフトに交換して12番手となったが、終盤に11番手に上がった。

 チームはレース終盤、新しめのスーパーソフトで走っていたハートレーを、古いミディアムを履いたガスリーの前に出した。

 コンストラクターズランキング9位のトロロッソは今回ノーポイントに終わったが、8位のアルファロメオ・ザウバーは6ポイントを稼いだため、その差は9点に広がった。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
チーム代表フランツ・トスト
 ピエールは9番グリッドからスタートしたものの、決勝順位は13位どまりだった。これは満足できる結果とはいえない。レースペースが悪く、ひと言で言うと遅すぎた。理由を突き止めるためにデータを分析する必要がある。

 ブレンドンは16番手からミディアムタイヤでスタートし、ピットストップをかなり遅らせて、スーパーソフトに交換した。これはいい戦略だった。レース終盤、彼はペースを上げて走ることができたのだ。だが残念ながら今日はポイントを獲得することができなかった。

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