キャイ~ン天野ひろゆき 出身地の愛知県岡崎市の魅力を語る

愛知県岡崎市で10月28日、同市出身のお笑い芸人・キャイ~ンの天野ひろゆきをゲストに迎えた「キャイ~ン天野くんと岡崎トークイベント 言ってみりん、ココが好き!岡崎」が開催されるた。

このイベントは、市内外問わず多くの人に岡崎市を好きになってもらうための「シティプロモーション」の一環として開催され、岡崎市出身のお笑い芸人の天野が「1日広報課長」として就任し、231名の来場者と岡崎市の魅力を語るトークショーが行われた。

まず、1日広報課長任命式が行われ、岡崎市の安藤広報課長から天野に「B2サイズの特大名刺」が1日広報課長の証として渡され、名刺の大きさに戸惑いながらも、「逆に1日でいいんですか? 一生課長として、永久に岡崎の良さを伝えていきたいくらいですよ」と逆PR。さらに、岡崎市のシティプロモーションのテーマである「岡崎ハート」をあしらった法被を羽織、訪れたファンと「あいさつ回り」を兼ねた写真撮影やファンの声援に答え会場を盛り上げた。

「岡崎の魅力」を、写真とともに紹介するトークセッションでは、「岡崎グルメ」や「岡崎スポット」をはじめ、さまざまの魅力についてトークを繰り広げた。天野は、徳川家康公が生まれた場所とされる「岡崎城」について、「実は僕、徳川家康公とほぼ同じ人物かもしれないんです」と驚きの発言。「眼鏡をかけている」「天ぷらが好き」というオチで、会場の笑いを誘った。また、「岡崎グルメ」についてのトークではカリカリとした食感が特徴である岡崎の「うな重」について熱弁し、幼い頃から通っていたといううなぎ屋について、「今でも帰省のたびに予約しています」と、地元愛を明かした。

また、幼いころからの想い出の場所として「南公園」を挙げ、「初めて家出をした時に行った場所が南公園だった」と明かし、「花火をしていたら父親に見つかり、こっぴどく怒られた」と語り、会場は温かい笑いに包まれた。

天野は、イベント終了間際に、「発展することも大事だけれど、城下町の風景や老舗のような、岡崎ならではの魅力を愛して、守っていってほしいです。僕も年1回は東京から帰ってきて『岡崎愛』を感じたいと思います」と語り締めくくった。

【岡崎市シティプロモーションの詳細】

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