【プレミアリーグ】ダービーを制したのはホームのシティ!主導権を譲らず首位キープ

序盤からエンジン全開で臨んだシティ

シティとユナイテッドによる”マンチェスター・ダービー”がプレミアリーグ第12節に開かれ、例年と違わず激しい熱戦が繰り広げられた。

水色と赤に染まったシティの本拠地エティハド・スタジアム。ホームのシティはケビン・デ・ブルイネをケガで欠くものの、ほぼベストのメンバーがスタメンに名を連ねる。対するユナイテッドは前日にポール・ポグバが負傷したためベンチ外に、逆にハムストリングの負傷で欠場が続いていたロメル・ルカクがベンチ入りするサプライズを見せた。「リメンバランス・デイ」のセレモニーで始まった注目のダービーは、序盤からホームのシティが攻め立てる。開始早々にベルナルド・シウバがあいさつ代わりのシュートを放つと、12分にラヒーム・スターリングのクロスをシウバが折り返し、最後はダビド・シルバが右足を振り抜き先制点を奪取。ヨーロッパ屈指の攻撃力でリードし試合を折り返す。

ダメ押し弾を決めたギュンドアン

後半に入ってもシティの勢いは衰えず、48分にこの一戦に向けて髪を銀色に染めたセルヒオ・アグエロが強烈なシュートをネットに突き刺し、点差を2点に広げる。ただ、このまま黙っているわけにはいかないアウェイのユナイテッドも反撃に出る。ルカクを投入し最前線にターゲットマンを配置すると、そのルカクがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。このチャンスでアントニー・マルシアルがクラブ史上7人目となるリーグ5試合連続ゴールを決め、1点差に詰め寄る。昨シーズンの同じカードでは2点差から逆転を許したシティだったが、決して驕りを見せることなく得意のポゼッションサッカーで主導権を渡さない。すると86分、途中出場のイルカイ・ギュンドアンがダメ押しとなる3ゴール目を挙げて勝負あり。ダービーを制したシティがリーグ首位をキープした。

© 株式会社SPOTV JAPAN