子どもの人権考える 少年犯罪取材の記者が講演 逗子で19日に

 少年犯罪を通して子どもの人権について考える講演会が19日、逗子市市民交流センター(同市逗子)で開かれる。毎日新聞記者の山寺香さんが強盗殺人罪などで実刑が確定した少年の置かれていた状況について語る。

 山寺さんは2014年4月からさいたま支局に勤務し、埼玉県川口市で当時17歳の少年が祖父母を殺害し、現金を奪った事件を追い続けてきた。

 講演会では、取材を通して見えてきた、少年の生育環境や事件に至った背景などを紹介。子どもの権利を守るために、大人や社会ができることは何かについて参加者と一緒に考える。

 午前10時から11時半までで参加無料。市内在住、在勤が対象で、定員は30人。申し込み、問い合わせは市社会教育課電話046(873)1111。

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