DeNA筒香、足の回復順調 日米野球欠場、打撃を再開

 左足首の負傷で日米野球の出場を辞退した横浜DeNAベイスターズの筒香が、順調な回復ぶりを見せている。神奈川県横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンドで、数日前から軽めの打撃練習を再開しており、12日のフリー打撃でもフェンス直撃の打球を放ち、練習後には「足の痛みはだいぶん取れてきた」と笑顔を見せた。

 今季はシーズン中に左足首を負傷し、終盤戦は痛み止めの注射を打つなどの治療を続けながら戦い抜いた。シーズン終了後の精密検査で左外果骨挫傷と診断を受けたという筒香は「骨がくっついてなかった」と症状を明かした。

 今後も診察を受けながら、トレーニングを続けるという。本格的な打撃練習を行うのは例年12月ごろからで、ことしも同様のスケジュールになる見通しだ。来季開幕までの本格復帰に向け、支障はなさそうだ。

けがの状態を確認しながら打撃練習に取り組む筒香

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