アデレード・ユナイテッド、「行軍兵士」を描く戦没者追悼ユニフォームを発表

オーストラリア1部のアデレード・ユナイテッドは8日、第1次世界大戦の戦没者を追悼するリメンバランス・キットを発表。11日のパース・グローリー戦で着用した。

第1次世界大戦の終戦記念日にあたる11月11日の「リメンバランスデー」というと、サッカーではユニフォームにポピーの花を付けるプレミアリーグが有名。だが、英国の指揮下で戦ったオーストラリアやニュージーランドのサッカーチームも、この時期は英国と同様に戦没者を追悼する。

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昨季に続きリメンバランス・キットを発表したアデレード・ユナイテッド。今年は1918年の第1次世界大戦終結から100周年という節目。キットデザインは昨季以上に戦争をストレートに感じさせる。

シャツの下部には行軍する兵士を描いているが、その姿はだいぶ疲れ切っているようにも見える。胸の中央にはポピーの花をプリント。

クラブはこのリメンバランス・キットを通じ、第1次世界大戦で祖国の自由のために戦った兵士と軍関係者に敬意を表している。

ホームゲームだった11日のパース・グローリー戦は0-2で敗戦。なお、選手が着用したユニフォームは試合後にオークションにかけられ、その収益は退役軍人とその家族の支援に役立てられる。

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