『Express』は12日、「かつてバーゼルを率いていたトルシュテン・フィンク監督は、ジェルダン・シャキリについて話した」と報じた。
今季ストーク・シティからリヴァプールに加入したシャキリ。先日のフラム戦ではゴールを決める活躍を見せたものの、全体的には出場機会が限られている状況となっている。
かつてバーゼルでシャキリを指導したフィンク監督は以下のように話し、彼がもっとプロフェッショナルになればメッシに匹敵すると語ったという。
トルシュテン・フィンク 「クリスティアーノ・ロナウドは、努力で物事を達成するための力を手にした男だ。しかし、リオネル・メッシは最初からそれを持っていた。
ロナウドはそれを手にするために努力が必要だった。メッシは才能のためにそこまでの努力は必要なかった。
私から見れば、メッシはその才能があった選手であり、ジェルダン・シャキリもそうだ。
彼は才能を持っている。もし彼が本当のプロフェッショナルとして働けるなら、リヴァプールのための最高の選手になれるだろう。ただの1プレーヤーではなくね。
常に改善しよう、常に次のステップに進もうという野心を持つ。それがなければ、リヴァプールに十分な存在とはなれないだろう。彼の野心が『毎週プレーしたい』というものにならなければ。
彼は世界最高のクラブでプレーできる男だ。その才能がある。それこそ私が求めていたものだ。
すべてを持っている男なのだよ。完璧なフットボーラーになるためのね。
唯一あるのは、『ジェルダン、君は次のステップを踏めるのかい?』ということだ。
もしリヴァプールやレアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーしたいのならばね。ベンチに座っているのではなく。
そのためには、もっともっとプロフェッショナルであらなければならないんだ」