eバイクをロング試乗!第2回伊豆E-BIKEフェスティバル開催

2018年11月3日(土)、伊豆半島観光の玄関口に位置する道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」にて、eバイクメーカーが一同に会した試乗イベント「第二回伊豆E-BIKEフェスティバル」が開催された。
(text&photo:江里口恭平)

「eバイクで伊豆観光」を一度に体感!

道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」をバックにテストライドに出発する参加者たち
同日に道の駅は来場者が200万人を突破。200万人目となったのは名古屋から訪れたコイケさんご家族を、函南町長の仁科喜世志氏と加和太建設河田亮一が祝った
伊豆名物の西浦みかんが500円で詰め放題できるブースも設けられ、参加者は袋にはちきれないほどにみかんを詰めていた
「eバイクでキャンプツーリング」をイメージした展示も行われ、eバイクの世界感を演出

このイベントは

同年の5月26日に開催された第一回

に続く、eバイクと伊豆エリアの魅力をともに楽しめる体験型フェスティバルで、今回は現在日本国内でeバイクを販売する8つのブランドが出展。

同道の駅の隣に設けられた特設会場にて、各ブランドや周辺自治体、飲食ブースが展開されるとともに、午前と午後の部に分けて体験試乗ライドが開催された。

試乗コースには、勾配11%の上り坂が600mも続く坂も含まれる総距離約25kmの「激坂コース」。伊豆のサイクリストの定番である「狩野川サイクリングロード」を走る「フラットコース」、沼津側の海辺にある人気スポットの「海までコース」の3コースが用意。

参加者たちは当日に会場で申込み、出展ブランドから気になるeバイク試乗車をレンタルし、ガイドライダーに先導されつつそれぞれのコースを走りきった。

会場内ではeバイクで伊豆観光を楽しむことをテーマにした特別ブースも多数出展。伊豆は今年の5月より、同道の駅を運営する加和太建設が中心となってeバイクの充電スポットを伊豆各地全25か所に設置するプロジェクトをスタート。

現在は設置が完了し、それによって伊豆半島eバイクで一周を実現するハードルが下がったことになる。

前回に比べそれらのブースが追加されたことや、よりeバイクの魅力を伝える展示も増えたことで、にぎわいの増したイベントとなった。

ちょうどイベント当日は同道の駅が開設より1年半で200万人の来場者を突破した記念すべき日になった。今後周辺に体験型観光施設もオープンしていくこともあり、今後の同イベントの開催も盛り上がっていくことになるだろう。

激坂試乗コースでは、コース内に2か所ある激坂スポットを実際に体感。参加者達はアシストによる坂の楽さに驚いた
同試乗コースでは伊豆長岡温泉の温泉まんじゅう屋や足湯スポットに立ち寄った。走り終わった後には満足感もひとしおだ

参加者のコメント

さいたまから来場したこちらのお二人は、会社のサイクリングクラブの仲間。ゆるく自転車を楽しむために、eバイクという選択肢を検討した
体験試乗ライドを終えて、御年84歳になる右の男性は「これまで40年以上スポーツバイクに乗ってきましたが、eバイクならまだあと10年は自転車に乗れるますね」とうれしそうに語った

国内でeバイクを販売する各ブランドも集結!

新しい折りたたみタイプのeバイクも試乗できたベネリ
BESVはeロードモデルJR1に興味を持つ人も多かった
フカヤのブースでは、アーバン向けにダボスをカスタムして展示
伊豆に自転車総合体験施設Xベースを展開しているミヤタとメリダでも、大きくブースを構えた
ミズタニ自転車のeクロスバイク、セラフは新たに小さいサイズのXSサイズモデルがお披露目
折りたたんで車載や輪行などができるということで、セカンドバイクに人気のターン
YPJシリーズの幅広いラインナップを持つヤマハ。ロードモデルYPJ-Rを既に持っており、MTBモデルのXCにも購入を検討中という声もあった
スポーツバイクに乗っている人もそうでない人も、より気軽にスポーツライドを楽しめるとあり、参加者たちは各担当者から詳しく話を聞いていた

イベント概要

「第二回伊豆E-BIKEフェスティバル」
開催日時:2018年11月3日(土)
開催場所:静岡県田方郡函南町 道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」
主催:加和太建設
https://www.kawata.org

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