【プレミアリーグ】契約延長して間もないエジル 中国からの超高額オファーを断っていた⁉

破格のオファーを断っていたエジル

今年1月、アーセナルのメスト・エジルはクラブとの契約延長を締結。週給35万ユーロ(約4400万円)でアーセナルに留まることとなったが、契約延長の前に中国から天文学的な金額のオファーが届いていたようだ。

30歳のエジルはトルコ大統領との会談が問題となり、ワールドカップ後にドイツ代表を引退。現在はクラブに専念して目覚ましい活躍を見せている。そんなエジルは去年の今頃はアーセナルと契約満了になる寸前で、2018年1月の移籍市場で他クラブとの交渉を行う可能性があった。クラブにとって窮地だったものの、当時アーセナルの監督だったアーセン・ヴェンゲル氏がエジルと話し合いの場を設け、2021年6月までの契約延長に至った。

アーセナルとエジルにとっては理想的な形となったように思えるが、エジルの代理人を務めるエルクト・ソグト氏は超高額のオファーがあったことを明かした。「我々にはアジアからとんでもない金額のオファーが届いていた。とてもクレイジーな額だったね。しかし、エジルにとってお金は最も重要な要素ではなかった。お金は確かに交渉において重要な考え方の一つだ。ただ、人々はフットボーラーの純粋な技術の高さを思い出さなくてはならない。交渉における最大の武器は選手のスキルだ。エジルはヨーロッパのトップリーグで戦える能力が備わっている。ワールドカップではドイツ代表で背番号「10」をつけてプレーしたんだ。それに彼はアーセナルを愛している。全てを捧げたいと彼は言っていたよ」。

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