ギャンブル禁止は「不寛容主義」だ!あのバートン兄貴が熱く持論展開

『Liverpool Echo』は14日、「フリートウッド・タウンで監督を務めているジョーイ・バートン氏は、ギャンブル禁止のルールに苦言を呈した」と報じた。

イングランドでプレーしている選手は、サッカーの試合に金を賭けることが禁止されている。それはセミプロ以上のリーグに所属する者全員が対象であり、非常に厳しいものであることが知られている。

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先日ダニエル・スターリッジが「試合に金を賭けた他、賭けに関する情報を提供した」として告発され、おそらく出場停止処分を受けるものと考えられている。

ジョーイ・バートンは実際2016年にギャンブル禁止のルールを破ったことで18ヶ月もの出場停止を言い渡され(後に5ヶ月に減刑)た経験を持っている

それによって引退を余儀なくされたバートンは以下のように話し、もっと21世紀のアプローチをしろと苦言を呈したとのこと。

ジョーイ・バートン 「本当に、彼ら(FA)はアプローチを変えなければならないよ。ギャンブルが公になって、処罰を受けている選手はいる。しかし、それは本当に氷山の一角だ。

ギャンブルを宣伝して収入を得ることに関心がある人間は、この業界に山のようにいるじゃないか。まあ、それは問題ないことだが」

「問題なのは、我々が明らかに試合の大きな部分を占めているものを禁止されていて、それをやることも止められることだよ。

オレは別にサッカーの試合に金を賭けることを許すべきだとは言っていない。それは明らかにスポーツの清廉性を損なうからだ。

しかし、オレは思う。我々はもっと21世紀のアプローチをしなければならんのではないかと。

いまのルールはあまりにも厳しい、頭の固いものだと思う。

プレミアリーグの選手が、ブラジルリーグの試合に金を賭ける。その場合、どのように影響を及ぼすことができるというのかね。

ゼロ・トレランス(不寛容主義)でのアプローチは、明らかに犠牲者を増やしていくだけのものだ」

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