スズキ 述べ100万件のリコール|対象車種はハスラー、ワゴンR、スペーシア等

スズキ ハスラー

スズキは同社のハスラー、ワゴンR、スペーシア、アルト、スイフト、MRワゴンにおいて、リコールを国土交通省に届け出したと発表した。

件数は述べ100万件にも達する。リコール要因ならびに製造年式は車種により異なり、重複しているものも存在する。詳細は下記参照。

補助電源モジュール溶接不備に関するリコール

対象車種

■ワゴンR

■スペーシア

■アルト

■MRワゴン

■スイフト

※年式など対象車両詳細はこちらを参照。

台数

207,605台

影響

補助電源モジュールの構成部品(素子)の溶着が不適切なため、当該素子内部に亀裂が生じているものがある。そのため、通電の繰返しにより当該素子が損傷し、アイドリングストップシステムOFF表示灯が点滅してアイドリングストップ機能が停止、またはエンストする可能性がある。

対応内容

補助電源モジュールを改良済みのものに交換。

エンジン補機ベルトの耐久性不足に関するリコール

対象車種

■ワゴンR

■スペーシア

■アルト

■ハスラー

■MRワゴン

※年式など対象車両詳細はこちらを参照。

台数

388,616台

影響

当該ベルトの耐久性不足によりベルトが破断し、オルタネータやウォータポンプが停止して警告灯が点灯。最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなる可能性がある。

対応内容

全車両、エンジン補機ベルトを対策品に交換。

電動ステアリングの制御システムに関するリコール

対象車種

■ワゴンR

※年式など対象車両詳細はこちらを参照。

台数

463,913台

影響

電動パワーステアリングコントローラの不具合を検出するプログラムが不適切なため、エンジン始動時またはアイドリングストップ後の再始動時にバッテリー電圧が低下していると、不具合として誤って検出することがある。そのため、警告灯が点灯するとともにステアリングのアシスト機能が停止し、操舵力が増大する可能性がある。

対応内容

全車両、電動パワーステアリングコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書換えるか、または、電動パワーステアリングコントローラを対策品と交換。

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