通報全25件、実績「虚偽」 都城工事水増し

 都城市山田町の建設業者「大建」(大生健一代表取締役)が県の経営事項審査(経審)で民間工事の実績を水増しする虚偽申請を行い、舗装分野での格付けを上げた疑いがある問題で、県は15日、外部から通報を受けて調査した25件(総額2億6779万円)の舗装、土木一式工事について、すべて実際には工事を行っていなかったことを確認したと発表した。県は同日付で、同社を県としては初めての入札参加資格取り消し処分とした。

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