スソ、アトレティコと接触中…それでもミランにいる理由は何か

『Calciomercato』は15日、「ミランのスペイン代表FWスソは、アトレティコ・マドリーとの接触があると話した」と報じた。

カディスの下部組織から2010年にリヴァプールへ移籍し、2015年にミランへとやってきたスソ。2016-17シーズンからはレギュラーとして攻撃の中心的な存在となっており、多くの注目を集めている。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

今季は特にセリエA12試合で4ゴール8アシストと速いペースで結果を残しており、多くのクラブが獲得を狙っているとも。

スソは『Es Radio』の番組で以下のように話し、スペインからの誘いは常にあると明かしたとのこと。

スソ 「アトレティコ・マドリーとは接触しているよ。それは本当だ。

僕はとても落ち着いている人間だ。家族に感謝している。彼らは僕が求めるものを知っているし、スペインに戻りたくなったらそうするだろう。

両親はスペインにいてほしいと思っていたようだけどね。僕はまだ外国でプレーすることにいい感覚がある。

アトレティコ・マドリーとの接触はある。ミランでの契約解除条項は4000万ユーロ(およそ51.4億円)だ。

もしスペインのチームからそれよりも高い額の入札があれば、何らかの動きがあるだろう。

一方で、ミランとの契約延長をしたのも事実だし、移籍したいとも思っていない。イタリアを愛しているし、ミランのことも。

この2年間はスペインに戻るという選択肢もあったが、リーガ・エスパニョーラに行くということは考えなかった」

(リヴァプールに行って、それからミランに来たよね)

「僕は15歳でスペインを離れることを決めた。それは簡単じゃなかったけど、正しい選択だったよ。

イングランドに行って、家族がリヴァプールで働き始めた。知らない人々とともに暮らすのは奇妙なことだったけど、完全に適応できたよ。

それからローンでアルメリアにいって、リヴァプールに戻った。契約がのこり1年になった時、クラブは延長したがっていたけど、ミランに行くチャンスが来たんだ。僕は状況を変えたかったしね。

それが正しいタイミングだと思った。ミランは最高の状態にはないことは知っていたけど、新しいなにかに挑戦したかった。だからここに来たんだ」

© 株式会社ファッションニュース通信社