サッカーはホームアドバンテージの大きい競技とされており、中には異様な空気感でアウェイチームを呑み込んでしまうスタジアムもある。その声援はホームチームにとって大きな後押しとなり、ホームで高い勝率を維持することがリーグ戦やホーム&アウェイのトーナメント戦を勝ち抜くカギとなる。
では、世界で最も熱いサポーターを持つクラブはどこなのだろうか。スペイン『MARCA』はアンケートを実施しており、欧州に限らず世界のクラブからNo.1のサポーターを決定している。
20位:ペニャロール(ウルグアイ)
19位:バレンシア(スペイン)
18位:ウィダード・カサブランカ(モロッコ)
17位:ティグレス(メキシコ)
16位:アスレティック・ビルバオ(スペイン)
15位:フェネルバフチェ(トルコ)
14位:リーベル・プレート(アルゼンチン)
13位:セビージャ(スペイン)
12位:バルセロナ(スペイン)
11位:ガラタサライ(トルコ)
20位から11位は以下の通りだ。スペイン紙の選出とあってリーガ・エスパニョーラのクラブが多く入ってきているが、南米のクラブなど独特な雰囲気を持つところも目立つ。長友佑都が所属するガラタサライも入っており、本拠地トルコ・テレコム・アリーナはいつも狂気に近い空気感が漂っている。
10位:ドルトムント(ドイツ)
9位:レアル・マドリード(スペイン)
8位:リヴァプール(イングランド)
7位:アトレティコ・マドリード(スペイン)
6位:レアル・ベティス(スペイン)
5位:ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)
4位;アル・アハリ(エジプト)
3位:ラジャ・カサブランカ(モロッコ)
2位:ペルセポリス(イラン)
1位:パルメイラス(ブラジル)
ドイツ国内でも圧倒的な熱量を見せるドルトムント、アンフィールドでの大合唱が印象的なリヴァプール、ウィダード・カサブランカに続いてモロッコからラジャ・カサブランカが選出されているのも特徴的だ。
そして先日鹿島アントラーズがアジアチャンピオンズリーグ決勝で戦ったペルセポリスが2位に入っている。10万人近くを収容できるとされる本拠地アザディ・スタジアムで鹿島の選手たちも独特の空気を感じたことだろう。
1位はブラジルのパルメイラスだ。まだ新しい本拠地アリアンツ・パルケではブラジル代表のゲームが行われることもあり、スタジアムそのものも高い評価を受けている。