「いち、にぃ、さん、いち、にぃ、さん」-。子どもたちの元気なかけ声が、校庭にひびきます。1日、毎年恒例(こうれい)の感謝祭(かんしゃさい)があり、全校児童と保護者(ほごしゃ)らがもちつきをしました。20年以上も続いている伝統(でんとう)行事だそうです。
もち米は、5、6年生が近くの田んぼで田植えと稲刈(いねか)りをしたもので、140キロ以上収穫(しゅうかく)しました。つきたてのもちを丸めていた5年の石見玲奈(いわみれな)さん(10)は「赤ちゃんのほっぺたみたいにやわらかい」と幸せそう。5年の太田瑛崇(おおたえいしゅう)君(11)は「田植えの時、ひもにそってまっすぐ植えるのがむずかしかったけど、感謝がつまった味」と話していました。
午後からは学習発表会。「みこしが出るぞー!」。2年生が2体のみこしをかついでにぎやかに登場しました。学級園で育てている大根やナス、サツマイモ、キュウリなどにそっくりなかざり物をおそなえし、体育館を練り歩きました。
「赤と黒のかっこいいハッピを着ると力が出る」と中村璃音(なかむらりお)さん(8)。林田陸(はやしだりく)君(7)も「大きな声で練習の成果が100%出せた」と満足げに話しました。
メクル第323号 ここスゴ!マイスクール みんなで感謝祭
- Published
- 2018/11/17 10:33 (JST)
- Updated
- 2018/12/11 13:16 (JST)
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