ブンデスリーガは第11節を終え、首位に立つドルトムントが勝ち点27、ブンデスリーガ7連覇を目指すバイエルンミュンヘンが勝ち点20の5位と出遅れている。そんなバイエルンと同じ勝ち点20ながら、得失点差で4位につけるフランクフルトに得点ランクトップに立つ男がいる。セルビア代表のルカ・ヨビッチである。
大混戦!ブンデスリーガ得点ランク
昨シーズンのブンデスリーガ得点王はバイエルン所属のポーランド代表レヴァンドフスキが29ゴールを挙げ、得点ランク2位のペーターゼン(フライブルク)の15ゴールに大差をつけた。
では、今シーズンの第11節を終えた時点での得点王争いはどうなっているのか。それがこちら。
1位 ルカ・ヨビッチ(フランクフルト) 9ゴール
2位パコ・アルカセル(ドルトムント) 8ゴール
〃 マルコ・ロイス(ドルトムント) 〃
〃 セバスティアン・アレ(フランクフルト) 〃
〃 アラサンヌ・プレア(ボルシアMG) 〃
6位 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン) 7ゴール
〃 トルガン・アザール(ボルシアMG) 〃
〃 アルフレッド・フィンボガソン(アウクスブルク)〃
得点ランクトップのヨビッチとは・・・
得点ランクトップのヨビッチはセルビア代表の20歳である。彼が今後語り草となるであろう一戦が、ブンデスリーガ第8節のデュッセルドルフ戦だ。彼はこの試合で5ゴールを挙げ、3つの偉業を成し遂げた。
・セルビア人初のブンデスリーガのハットトリック達成
・史上17人目のブンデスリーガ1試合5ゴール
・ブンデスリーガ史上最年少記録の20歳300日での5ゴール
ヨビッチの真の凄さ
ヨビッチはデュッセルドルフ戦で5ゴールを挙げたが、そのうち、左足で3点、右足で1点、頭で1点とどのような形からでもゴールを決めれるのが魅力である。また、彼がリーグ戦で出場したのは9試合で、そのうち先発出場は6試合である。出場時間わずか580分で9ゴールを挙げているのだ。1ゴールを挙げるのに要する時間はおよそ64分であり、いかに優秀な点取り屋でのあるかが分かる。
リーグ得点王は取れるのか
この勢いでリーグ得点王は取れるのか。今シーズン何ゴールを挙げるのか。いずれにせよシーズン終了後には、彼が今以上に注目を集めていることだろう。今後とも彼の活躍に期待したい。