*写真:早田ひな(日本生命レッドエルフ)/©T.LEAGUE
<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 11月17日(土)はびきのコロセアム>
卓球・大阪ダービーは日生レッドエルフが完勝
ともに大阪に本拠地を置く日本生命レッドエルフと日本ペイントマレッツが地元で対決し、4-0で日生が完勝した。10月の対戦では2-3で日ペが勝利していただけに、今回も接戦が予想されたが、終わってみれば日生は4試合を通じて1ゲームを落としただけの完全勝利でリベンジを果たした。
これで卓球界の大阪ダービーは1勝1敗となった。Jリーグでもセレッソ対ガンバ、浦和対大宮、清水対磐田などのダービーマッチがサポーター同士がヒートアップし、盛り上がりを見せる。中長期で全国にピラミッド型のリーグを展開予定のTリーグでも、各地でダービーマッチが行われ、盛り上がるようになる日もそう遠くないだろう。
Tリーグ初年度、この大阪ダービーがどれだけ盛り上がるかが、Tリーグを象徴すると言っても過言ではない。早くも次回は3日後の11月20日に両チームの対戦が金沢・いしかわ総合スポーツセンターで見られる。日生は平野、早田の主力が揃って出場するのか、日ペはベラルーシオープンで活躍中のエース加藤美優の強行出場があるのか。注目したい。
日本生命レッドエルフvs日本ペイントマレッツ 各マッチの解説
1番:常 晨晨/蒋 慧 2-0 李 皓晴/田代 早紀
日生に新加入した中国超級リーグ準優勝メンバーの蒋がダブルスで早速結果を残した。サウスポーの常とのコンビネーションで一方的な展開で一気にチームに勢いをつけた。
2番:早田 ひな 3-0 馮 天薇
開幕戦以来の出場となった早田が、シンガポールのエース馮をパワーで打ち抜いた。勝負を分けたのは2ゲーム目。馮が10-5とゲームポイントを握ったところから、早田が怒涛の7本連取で流れを引き寄せると、3ゲーム目もデュースの接戦を制し、勝負強さを見せた。
3番:平野 美宇 3-1 李 皓晴
日生のエース、平野が安定した(フォアとバックの)両ハンド攻撃で香港の李を危なげなく下し、チームの勝利を決めた。
4番:常 晨晨 3-0 松平 志穂
1番のダブルスで勝利している常が、松平に完勝し、この試合単複2勝を挙げた。日生の勝利が決まった後のゲームだったが、常が手綱を緩めることはなく、厳しいコースに容赦なくエースボールを決めた。
11/17 Tリーグ 日本生命レッドエルフ 4-0 日本ペイントマレッツ
◯常 晨晨/蒋 慧 2-0 李 皓晴/田代 早紀
11-7/11-1
◯早田 ひな 3-0 馮 天薇
11-6/12-10/14-12
◯平野 美宇 3-1 李 皓晴
12-10/11-7/8-11/11-6
◯常 晨晨 3-0 松平 志穂
11-9/11-4/11-9