トヨタ、商用バン「プロボックス」「サクシード」にハイブリッド追加

トヨタ 新型プロボックス[トヨタ 新型プロボックス/サクシード ハイブリッド(2018年12月3日発売・一部改良及びハイブリッド追加新設定)] (左):プロボックス F (ハイブリッド車)/(右):プロボックス DXコンフォート (ハイブリッド車)

一部改良も実施、トヨタセーフティセンスに歩行者検知機能追加

トヨタは2018年11月19日、商用バン「プロボックス」「サクシード」を一部改良し、新たにハイブリッドモデルを追加した。また衝突回避支援システムをこれまでの「Toyota Safety Sense C」から、昼間の歩行者検知機能を追加したプリクラッシュセーフティを備える「Toyota Safety Sense」に進化させた。プロボックスは全国のトヨタカローラ店、サクシードは全国のトヨタ店ならびにトヨペット店にて2018年12月3日より発売する。

プロボックス ハイブリッド/サクシード ハイブリッドはJC08モード燃費27.8km/L達成

ハイブリッドシステムイメージ図[トヨタ 新型プロボックス/サクシード ハイブリッド(2018年12月3日発売・一部改良及びハイブリッド追加新設定)]

今回新たに設定された新型プロボックス ハイブリッド/サクシード ハイブリッドは、1NZ-FXE型1.5リッターガソリンエンジンにTHS IIハイブリッドシステムを組み合わせ、JC08モード燃費27.8km/Lを実現。新しいWLTCモード燃費では22.6km/Lを達成した。なおWLTCモード燃費の各モードについては、市街地モード21.8km/L、郊外モード23.7km/L、高速道路モード22.3km/Lとなっている。

「平成27年度燃費基準+25%」達成と「平成30年排出ガス基準75%低減レベル」認定によりエコカー減税の対象となる。ハイブリッドシステムならではのモーター駆動によるスムーズな発進と加速、あわせて高い静粛性を実現させた。

このほかハイブリッドモデルでは、オートエアコンやシートヒーター(運転席にオプション)、運転席横のスペースにセンターコンソール小物入れを設定するなど、快適で便利な仕様とした。

「Toyota Safety Sense」のプリクラッシュセーフティが進化

プリクラッシュセーフティ(作動イメージ)[トヨタ 新型プロボックス/サクシード ハイブリッド(2018年12月3日発売・一部改良及びハイブリッド追加新設定)]

一部改良では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」に昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ」を全車に標準装備させた。さらに盗難防止用イモビライザーを新たに標準設定するなど、優れた安全・防犯機能を確保した。

このほか装備面では、USBポートの標準装備化や、マルチホルダーのサイズを拡大しスマートフォンやメモ帳などが楽に置けるよう改善するなど、プロボックス/サクシードを利用するユーザーがより使いやすい運転席周りとした。

トヨタ 新型プロボックスの価格は1,373,760円~1,965,600円。うちハイブリッドモデルは1,819,800円~1,965,600円となっている。新型サクシードの価格は1,549,800円~1,965,600円。うちハイブリッドモデルはプロボックスと同様に1,819,800円~1,965,600円となっている。[価格は全て消費税込み]

マルチホルダー(スマートフォンホルダーとして使用時)[トヨタ 新型プロボックス/サクシード ハイブリッド(2018年12月3日発売・一部改良及びハイブリッド追加新設定)]
マルチホルダー(メモ帳入れとして使用)[トヨタ 新型プロボックス/サクシード ハイブリッド(2018年12月3日発売・一部改良及びハイブリッド追加新設定)]
マルチホルダー[トヨタ 新型プロボックス/サクシード ハイブリッド(2018年12月3日発売・一部改良及びハイブリッド追加新設定)]

プロボックス ハイブリッド/サクシード ハイブリッド 主要スペック

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