【ラ・リーガ】悪化の一途を辿るバルセロナの守備…1月のCB補強は最重要事項に

負の連鎖が発生してしまっているバルサの守備陣

今シーズンのラ・リーガであまりに多くの失点を喫しているバルセロナ。ケガ人の続出など不運に見舞われた背景もあるが、安定したスカッドを保つためには1月の移籍市場での補強が何よりも重要なミッションとなる。

バルサのセンターバックは、10月半ば以降のラ・リーガでジェラール・ピケとクレマン・ラングレのみとなっていた。今シーズンにバルサに加入したばかりのラングレにバルサの最終ラインで守り続けるのはあまりに荷が重く、かつピケの軽率のプレーも相まってしまい、第12節時点で10試合連続失点を喫している。直近のレアル・ベティス戦では、守護神のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンさえもついにミスを犯し、カンプ・ノウで約2年ぶりとなる黒星が付いている。変えの利かない選手たちまでも負の連鎖に陥り、早急な対応が求められている状況だ

ワールドカップからケガ以外休みなしのウンティティ

DF陣に関するトピックスの中でここ最近でポジティブだったことといえば、サミュエル・ウンティティの復帰だ。9月から離脱していたフランス代表DFの復活はバルサにとって嬉しいニュースとなった。しかし、昨シーズンから負傷を抱えているウンティティは、年末までとシーズン後半で出場を続けることができるかは疑問が残る。今回のケガも実際は完治したわけではなく、できることならシーズンいっぱいは療養に専念するべきだとメディカルスタッフは考えている。再びウンティティが長期離脱なってしまう前に、冬の移籍マーケットで改善策を見つける方が得策かもしれない。

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