マンハッタンにありそうでなかった、うなぎの専門店が先月、ミッドタウンに登場した。スタイリッシュで落ち着いた雰囲気の店内で提供されるのは、伝統に忠実な、古き良きうな重だ。
うなぎのかば焼きは、熊本に店を構える老舗うなぎ店(店名は企業秘密)の料理長が監修しており、タレも同じものを使っている。愛知県産のうなぎを冷凍せず、生の状態で空輸するのがこだわり。丁寧に柔らかく焼き上げ、甘辛いタレに絡めれば、懐かしの日本のごちそうの完成だ。時々さんしょうをぱらりとかけて、香りと味わいの変化を楽しもう。
昼はお吸い物とサラダ付きで、30食限定の35ドル。夜はこれに鰻(う)巻きなどが付く(100食限定、料金は70ドル〜)。
また、年内を目標にフルバーを設置したいとのことで、将来的には深夜の「ひつまぶしバー」も構想中。「鰻屋八兵衛」の今後の展開に、目が離せない!
Unagi-Ya Hachibei
238 E. 53rd St., 2nd Fl., (bet. 2nd & 3rd Aves.)
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